空知は石炭産業とともに栄えた地域ですが、石炭産業の斜陽化とともに地域経済の主軸は、農業と建設業に移行してきました。しかし、建設業界は、国と地方の財政悪化による公共事業の削減と競争激化による収益性の悪化で極めて厳しい経営環境に置かれております。また、農業も経済のグローバル化という市場環境の変化は避けられない状況にあります。こうした状況の中、空知で生まれつつある新たな可能性、特に地域資源活用と農商工連携をクローズアップし、産学官金連携で地域の新たな可能性を切り拓くポイントを議論する「そらち地域力フォーラム」を開催いたします。

「そらち地域力フォーラム」をもちましてHoPE２月例会といたします。

昭和20年2月14日生（63歳）。名古屋大学大学院農学研究科修了、農学博士取得（北海道大学）、米国カリフォルニア大学博士研究員、北海道大学農学部農芸化学科助教授、北海道東海大学工学部生物工学科教授、北海道東海大学夕張バイオ試験農場長、北海道東海大学学長を経て平成20年4月より現職。 北海道の食材を中心にした、健康効果の高い調理法を発案するなど、食と健康に関するスペシャリスト。「ギョウジャニンニクと北の健康野草」他、著書多数。 北海道バイオインダストリー(株)の立ち上げをはじめとして、現在に至るまで様々なベンチャーの起業に携わり、大学発ベンチャー推進の先駆者でもある。