○ご案内;北海道オリンピア(株) 社長 宮本 和久 氏
○暖房器具製造を営む同社は、昨年、天ぷら油など植物性廃食油をそのまま、ディーゼル車用燃料に利用するSVO(ストレート・ベジタブル・オイル)方式で動く、自動車装置を開発しました。SVOにするにあたって微細なフィルターに通して不純物を取り除くろ過装置を開発。車両には、従来の軽油タンクに加え、新たにSVO燃料タンクを設けて2系統とし、エンジン始動時には軽油で始動し、電磁バルブで自動的にSVO燃料に切り替える装置などを取り付けています。また、そのSVO燃料と軽油が混ざらないようにするため「混和(合)防止システム」も開発。さらに燃料タンクとエンジンルームにヒーターを取り付け、冬季走行も可能にしています。また、廃食油を活用した小型ボイラーも開発し注目を集めています。
○ホームページ http://www.olympia-co.co.jp/ |