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HoPE 2006年度総会のご案内
開催日 2006年6月28日(水) 16:00〜20:30(※交流会18:40〜20:30)
ところ 研究成果活用プラザ北海道(札幌市北区北19西11 TEL011-708-6526)
参加費 無料 (交流会参加の方は2,000円)
概要 低迷する北海道経済活性化の起爆剤として、北海道大学と北海道中小企業家同友会が核となり2001年6月に設立された産学官連携組織−「北海道中小企業家同友会 産学官連携研究会」HoPE(Hokkaido Platform Entrance)。従来型産学官連携の「組織で構成する仕組み」ではなく、確実に成果を生み出す「人」をベースとした活動スタイルとネットワーク化を推進し、活動そのものが有機体のように成長発展する、新たな産学官連携システムを構築してきました。
設立から6年。新たな年度を迎えるにあたり、記念シンポジウムを開催させていただきます。今回のシンポジウムでは、全国の産学官連携の先駆者であり、HoPEがモデルとしてきた「岩手ネットワークシステム」INS(Iwate Network System)の中心人物である岩手大学の清水健司教授と、HoPEの活動に触発され05年6月に設立された「福岡県中小企業家同友会 福岡地区産学官連携部会」FAST(Fukuoka Action Success Teams)のメンバーをお迎えし、これからの産学官連携で何を目指していくのかを基調報告・パネルディスカッションで深めて参ります。
ぜひ、多くの皆様のご参加をお待ちしております。

【記念シンポジウム 16:00〜18:00】

○基調報告T 『産学官のつどいの現状と期待』
岩手ネットワークシステム(INS) 事務局 清水 健司氏
(岩手大学工学部・副学部長 応用化学科教授)
○基調報告U 『福岡発!新たな産学官連携の取り組み〜FASTの挑戦〜』
福岡県同友会 福岡地区産学官連携部会FAST(Fukuoka Action Success Teams)
代表世話人  伊藤 裕一氏(伊藤建築設計事務所 社長)
○パネルディスカッション 『これからの産学官連携で何を目指すのか』
【パネラー】
岩手ネットワークシステム(INS) 事務局 清水 健司 氏
福岡県同友会 福岡地区産学官連携部会FAST
 世話人 綾戸 一由 氏((株)アーヴァン 社長)
 世話人 松野 國一 氏(マツノデザイン店舗建築(株) 社長)
北海道同友会 産学官連携研究会HoPE 代表世話人 関 幸夫氏(日本システム機器(株) 社長)
北海道立工業試験場技術支援センター 所長 鴨田 秀一 氏(HoPE企画委員長)

【コーディネーター】
北海道大学創成科学共同研究機構リエゾン部 部長・教授 荒磯 恒久 氏(HoPE運営委員長)

【総会 18:00〜18:40】
「2005年度の活動報告と2006年度の活動方針について」

【交流会 18:40〜20:30】
※立食形式です。交流会へご参加の方は、2,000円の参加費を当日会場で頂戴いたします。


○岩手ネットワークシステム−INS(Iwate Network System)
1987年頃に自然発生的に生まれた産学官連携組織。別名「いつも飲んで騒ぐ会」。岩手大学が事務局を担い,現在は個人会員が1,000余名,法人会員が140社の会員からなる。大学の「知」を積極的に地域に展開することを目標とし、38の様々な研究会を組織し地域企業との共同研究を積極的に企画すると同時に、岩手大学地域連携推進センターと一体の活動を展開する。
また、この頃では「いつかノーベル賞をさらう会」として,目に見える成果を出すことを目標にした活動も展開している。ちなみに、岩手大学の共同研究の件数は170余件、全国で20番程度にランクされ、特徴的なのは県内の中小企業との共同研究が60%程度にもなっていること。要因として、INSの活動が大きく関与していることは言うまでもない。2003年6月の京都での産学官連携会議において経済産業大臣賞を受賞。 全国に、HoPEをはじめ、INSと活動を同じくする会が設立されている。世代交代も順調で、いま、International Network System もささやかれ始めた。夢おおき、イーハトーブの地での、つどいである。

○福岡県中小企業家同友会 福岡地区産学官連携部会−FAST(Fukuoka Action Success Teams)
04年10月、支部合同例会で、北海道同友会の細川専務理事が、「地域と共に生きる中小企業、北海道同友会HoPEに学ぶ」と題して、産学官連携による実践事例を報告。この例会がきっかけとなって「早く福岡でも立ち上げよう。産学官連携によるあらゆる可能性に挑戦しよう」との声が高まり、同年の11月より8回の準備会を重ね、05年6月21日、会員56社、学・官・金融から22名の来賓を迎え、産学官連携部会「FAST」(Fukuoka Action Success Teams)を立ち上げる。月に1回のペースで例会を行い、コア企業のプレゼンテーションを基に、官、学の支援機関の方々もグループ討論に入ってもらい、助言を受けている。「場の提供」の活動から、産・学・官・金融との強い信頼関係をつくり上げ、事業化にむけた「仕事づくり」の実現に取り組む。九州経済産業局、福岡県、福岡県工業技術センター、福岡市、九州大学などの支援の輪が広がり、ネットワーク力と情報力で強い企業体質づくりをめざしている。現在会員60社を有し、本年4月より具体的に"カッパプロジェクト""ハカリーナプロジェクト"等立ち上がっている。

お申し込み HoPE事務局(担当・佐々木)までメール又はFAXにてお送りください。
E-Mail:hope@hokkaido.doyu.jp  FAX:011-611-9573

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