トップページ > 活動状況 > 活動状況バックナンバー

HoPE ものづくり研究会11月例会のご案内
開催日 2005年11月24日(木) 17:30〜19:00(※交流会19:00〜20:30)
ところ コラボほっかいどう 会議室 (札幌市北区北21条西12)
参加費 500円 (交流会参加の方は2,000円)
テーマ □廃乾電池滓焙焼残査物(IZC)を活用した機能性セラミックスの開発
講師:北海道立工業試験場 材料技術部材料化学科 科長 赤澤敏之氏
講師:北海道立工業試験場 材料技術部セラミックス技術科 研究員 野村隆文氏
概要 マンガン電池、アルカリ電池等の乾電池は、現在、国内では年間62億個が消費され、大部分が不燃性廃棄物として埋立処分されています。この内、道内留辺蘂町の野村興産(株)イトムカ鉱業所では年間1万7000トンの廃乾電池滓を焙焼残査物(IZC)として排出しています。

この焙焼物(IZC)に含有される亜鉛やマンガン酸化物は、環境負荷の低減と資源の有効利用の観点からその用途開発が強く求められていますが、これまでに有効活用した例はほとんどありません。
そこで工業試験場では、幅広い分野での廃乾電池滓の有効活用と環境循環型社会に即応した道内製造業の振興を目的に、産学官連携の中でIZCを活用した機能性材料の創成に向けて取り組んできました。

今回は、機能性IZCセラミックスの具体的な応用として、(1)環境浄化(水処理)材料、(2)土木・建築用セラミックス材料、(3)環境保全(排ガス捕集フィルタ)材料、(4)電子セラミックス材料の開発についてご紹介致します。
お申し込み HoPE事務局(担当・塩地)までメール又はFAXにてお送りください。
E-Mail:hope@hokkaido.doyu.jp  FAX:011-611-9573

活動状況バックナンバー一覧へ戻る