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HoPE7月移動例会inオホーツク レポート

HoPEでは2026年7月2日(木)・3日(金)の2日間で7月移動例会を開催し、22名が参加しました。
今回は、【現場で学ぶオホーツクの産学官連携 つながりが、価値を生む。】をテーマとしております。
産学官連携を通じて地域資源を活かし、新たな価値を創造しているオホーツクの企業・大学・研究機関を訪ねました。

1日目は、(株)未来ファーム・インフィールドワイナリー、(株)エース・クリーン、夕食交流会の3か所で視察や交流を深めました。
2日目の視察先は、北見農業試験場、(株)北見ハッカ通商(きたミントファクトリー薄荷堂)・北見工業大学、(株)グリーンズ北見の4か所を訪れました。

各企業・機関での学びは本例会のテーマをより一層深めたものとなり、充実した移動例会となりました。
たっぷり学び、楽しく交流し合ったホットなレポートを紹介します。
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【移動例会当日スケジュール】※企業名・機関名クリックで公式サイトにアクセス
■7月2日(木)■
13:30集合 女満別空港
       (株)未来ファーム・インフィールドワイナリー 
       (株)エース・クリーン 
18:30       夕食交流会(オホーツクビアファクトリー
        
■7月3日(金)■
08:30 ホテル出発
09:15 北見農業試験場 
      (株)北見ハッカ通商(きたミントファクトリー薄荷堂)  
12:00 昼食(ホテル黒部)
13:00 北見工業大学 
15:00 (株)グリーンズ北見 
16:30 女満別空港着

企画手配:株式会社えぞりすツアープランニング

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【報告】(クリックで展開・再クリックで閉じる)

 

(株)未来ファーム・インフィールドワイナリー視察

報告者:チエモク(株) 代表取締役 三島 千枝

【未来ファーム/Infeeld winery(森裕子さん)】
本業は肉牛の生産を行っている農園ですが、果樹の成りが良い土地を引き継いだことをきっかけに、「お肉に合うワインを作りたい」と、葡萄作り・ワイン作りについては全く知識のないところからスタートされ、現在7年目を迎えられています。
最初に植えた品種が寒さで枯れてしまうなどの苦労もあったそうですが、現在は寒さに強い山葡萄系の品種をメインに育成、醸造を行っておられます。
試飲もさせていただいたのですが、白ワインはフレッシュかつフルーティで葡萄をしっかり感じる美味しさ、赤ワインは草や土の香りを感じる味わいでした。これぞまさしくテロワール。ぜひ、未来ファームさんで育てた牛のお肉と一緒に味わってみたいものだと思いました。
畑の面では、牛糞を堆肥にして葡萄畑に撒いたり、葡萄の搾りかすを牛に食べさせたり(大好物でよく食べるそうです)という循環を作っているとのこと。オホーツクは「畜産+α」の農業が多い土地柄であるということもこの旅で知ったため、このような循環を自社内で完結できるのは素晴らしい強みだなと感じました。

 

 

(株)エース・クリーン視察
視察レポート:株式会社エース・クリーン
日時:2026年7月2日
報告者:株式会社白石ゴム製作所 代表取締役 白井 佑介

廃棄物処理施設では汚泥を分離し固形物と水に分け、それぞれの処理をしている様子を間近に見ることができ、たくさんの工程を経て、しっかりと適正に処理をすることが環境を守り、私たちの生活やこれからの未来に繋がっていくのだと改めて感じることが出来た。中井代表のお話からも「キレイなものではなくマイナスなイメージが持たれやすいものだからこそ、より良いイメージを持ってもらえるように気を付けている」と話されていたことにとても感銘を受けた。

蒸留木質飼料の製造ではもともと別な用途で使用していた機械を何か他の用途に使用できないかと模索し、未利用・低利用の木材を活用し、多くを輸入に頼っている飼料の安定供給になるようにと林業と畜産業2つの地域課題を解決するべく行っている取り組みにつなげる発想力が素晴らしく、またそれを他の地域でも広げられるようモデルケースとなるべく活動をされており、これらが産学官の連携がしっかりとされていることで進められており、私もHoPEの会員の一人としてとても多くの気づきと学びを得られた視察となった。

 

 

夕食交流会(オホーツクビアファクトリー)
日時:2026年7月2日
報告者:弁理士法人佐川国際特許商標事務所 代表社員弁理士 佐川 慎悟

お待ちかねの夕食交流会は、オホーツクビアファクトリーにて開催されました。今でこそ日本各地に地ビールがありますが、北見ご出身の水元尚也氏(同友会会員)が日本で最初の地ビール会社としてオホーツクビールを作ったとのこと。そのオホーツクビールが飲み放題とあって参加者もテンションが上がります。まずは北海道大学名誉教授の濱田康行様の乾杯を合図に交流会がスタートしました。濱田教授によれば、最初に製造されたオホーツクビールを水元氏と一緒に飲んだ5人のうちの一人であったとのこと。ご縁を感じました。
夕食交流会には、北見でご活躍されているシステムサプライの門脇社長をはじめ、北見工業大学の内島教授、貸切バスを手配して下さったエフゾーンの古田社長も参加して下さり、和やかに交流を深めることができました。
また、中井代表の名司会により笑いの多い賑やかな交流会となりました。その勢いのまま中井代表お薦めのBarにて二次会も多数参加され、さらに三次会へと足を運ぶ猛者もいたようです。寝る間を惜しんで交流するという、HoPEの神髄を感じる一夜となりました。このような素晴らしい夕食交流会を企画・運営し、ご協力して下さった方々に心より感謝いたします。

 

 

北見農業試験場視察
報告者:アトリエテッラ(株) 代表取締役会長 吉木 咲枝

地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部北見農業試験場様へ、HoPE7月移動例会にて訪問、場長の鈴木孝子氏(農学博士)に講話いただきました。
効率的な研究環境の実現を目的として2026年2月に竣工したばかりの試験場施設を見学させていただきました。
鈴木場長は、各種作物の品質改良に活用するDNAマーカーの開発などに取り組まれており、現在品質改良が進められている最新品種についてもご紹介いただきました。
・秋まき小麦「きたほなみR」
・ばれいしょ「ゆめいころ」
・牧草「ゆめみるひ」
さらに、畑作物試験輪作園にも入場させていただきました。3列ずつ整然と並ぶ小麦畑は圧巻で、交配を重ねながら優れた特性を持つ品種を育成し、品質改良を続けていることを説明いただきました。
また、北海道では明治30年から続く研究と技術開発が積み重ねられ、その成果が北海道の一次産業を力強く支えてきたことを改めて実感する、大変貴重な機会となりました。

■試験場建物紹介:脱炭素化取組にて ZEB化(空調:EHPエアコン 地中熱HP・換気:ナイトパージ全熱交換機・照明:LED・給湯:潜熱回収型高効率給湯器・創エネ:太陽光30kw・2階木造化:内装材道産材)。7月に交付式予定。

  

 

(株)北見ハッカ通商(きたミントファクトリー薄荷堂)視察

視察先:「北見ハッカ通商」見学会報告書 
日付:2026年7月3日  
報告者:㈱The St Monica 代表取締役 七戸千絵

◎薄荷の歴史は岡山に始まり、明治(1967)北見で入植畑作開始。昭和13年(1938)世界の70%をシェア。国の政策や戦争で食料自給、畑作転換で生産率は下降するも、再び薄荷王国を目指し「北海道」特に「北見」の輝かしい歴史背景を武器に「すばらしい地域資源の再生」と「ハッカ王国の再現」を夢見ながら、当地が特色ある地域となれる様、そんな貢献ができればと真剣に考えている会社です。
◎薄荷商売が成長した理由。①生育しやすい。②軽く運搬コストが安い ③儲かる 
◎国産薄荷の世界シェアが衰退した理由。安い外国産。化学合成品(lメントール)
◎北見ハッカ通商としての主力商品①ハッカ油②ハッカ飴③アイスクリーム(薄荷と良質な牛乳)オホーツク地域企業とのコラボ ※ファームヒル織田牧場のA2ミルクを使用。
◎2019年北見工業大学オホーツク農林水産工学連携研究推進センター共同研究講座「HAKKALAB」を設置
◎地域貢献として、小中高校の工場見学の受け入れ、ショップでのコンサート2025年40周年記念を開催。

  

 

北見工業大学視察

日 時:2026年7月3日
視察先:北見工業大学
報告者:株式会社エース・クリーン 代表取締役 会長 中井 真太郎

北見工業大学が「日本一の寒さ」や「豊かな1次産業」という地域特性と捉え、世界に通じる貴重な研究資源として最大限に活かしている点に深く感銘を受けました。
また、単なる技術開発にとどまらず、地域の防災や冬季スポーツの発展、さらには3大学の経営統合による農・商・工が融合した最先端のオープンイノベーションなど、街の未来を見据えた有機的な産学官連携のモデルを実践しているお話を伺い、今後、当社と新たな連携の形が構築できることを確信する事が出来ました。
今回のHoPE移動例会を通じて、北見市の魅力を改めて感じる機会を得られた事を大変嬉しく思います。

 

 

(株)グリーンズ北見視察
7月3日 
訪問先/株式会社グリーンズ北見 営業開発部 丸山勇太課長
報告者/(有)デザインピークス 代表取締役 伊藤 友一

バスを降り立った瞬間に玉ねぎの香りに包まれながら、社屋の中に案内していただきました。
ここでは座学のみの研修でしたが、オホーツク圏での玉ねぎの取り扱いは全国の46%を占めているという玉ねぎ農業の基本的な話から、主力だったハッカから玉ねぎへの変換などの歴史的な話、またブランディング視点からの様々なプロモーション政策の話(ゆるキャラ、たまコロの開発等)。
クイズ形式で私たちは玉ねぎのどこを食べているのか?1葉、2茎、3根(さぁどこでしょう?)など楽しく玉ねぎの知識を学びました。
非常にわかりやすくまた専門家らしい見解を含め、お話ししてくれた丸山課長はスペシャル講師でした。