6月12日(金)、いつもの北キャンパスを飛び出し、「HoPE6月オホーツク移動例会」が開催されました。今回の例会は、見学・例会・交流会と盛り沢山の内容にも関わらず多くの方が参加されました。

最初は昨年度、農商工連携88選に選出されたイソップアグリシステムの「大豆乾燥調製・粉粒体加工施設」を見学しました。門脇社長の地元オホーツクに対する熱い想いと確かな戦略に裏付けられた施設には圧巻でした。例会は、最初の報告者である北海道立工業試験場の尾谷場長が「我が故郷、オホーツク 未来(あす)への想い」をテーマに、数値データなどを示しながら地域の可能性を語られました。北見工業大学の教授でもある有田理事長は「北見工大発ベンチャーの挑戦」のテーマで学生を巻き込んだ地域産学官連携の事例を紹介され、KITAMIブランド開発研究会の倉本会長は「地域ブランド創出と地域産業振興の取組み」をテーマにビネガーづくりを核とした地域振興の実践を報告されました。

イソップアグリシステムの新工場の外観
HoPE副代表世話人でもあるイソップアグリシステムの門脇社長(写真左)
金崎業務主任のお話を65名の参加者が熱心に聞き入ります。
土壌の状況を把握し精密農業を行うための「リアル土壌センシング」
混入するゴミなどを取り除き、乾燥させる調製室1
混入するゴミなどを取り除き、乾燥させる調製室2
粉体加工室
手に持っている大豆を(写真9へ)
様々な大きさの粉粒体に加工できます。また、低温相対流体積粉砕方式を採用しているので、香り成分をそのままの風味豊かで数十ミクロン単位までの製品が生産できます
精密農業の概要を伺うために会場をシステムサプライに移動しました
精密農業の取組みを語る馬渡取締役。自身も農業者です
例会には86名の方が集いました
北海道立工業試験場の尾谷場長
企業組合北見産学医協働センターの有田理事長
KITAMIブランド開発研究会の倉本会長
閉会の挨拶は同友会オホーツク支部の笹川副支部長
門脇社長の乾杯で62名による交流会がスタート
オホーツクの地でも強固な連携の輪が出来ました