12月12日(水)JSTイノベーションプラザ北海道を会場に、HoPE12月例会が56名の参加者で開催されました。

今月は、地域共同研究開発(CRD)センターの加賀先生、朝日先生、石坂先生に多大なご協力を賜わり、室蘭工業大学の注目シーズ紹介を三名の先生にご講演いただきました。

フルードパワー(油圧・水圧・空気圧)ならびにトライボロジー(潤滑・摩擦・摩耗)に関連する基盤技術と応用分野についてご紹介してくださった機械システム工学科の風間教授。農薬の無害化や家畜糞尿などバイオマス資源のリサイクル化、バイオ燃料化などに対して、亜臨界・超臨界流体が循環型システムの構築に及ぼす可能性について報告された機械システム工学科の河合准教授。これからの情報システムのあり方について、「攻め」としてweb2.0、「守り」として情報セキュリティの視点を素材に提起された情報メディア教育センターの刀川教授。先生方の丁寧なご説明を受けた後、それぞれの報告に対しての議論も活発に行われました。

先生方一人ひとりをご紹介されるCRDセンターの石坂淳ニ先生
フルードパワーとトライボロジーについてご報告された風間俊治先生
亜臨界・超臨界流体を利用した環境への取組みを語られる河合秀樹先生
これからの情報システムについて語られる刀川(タチカワ)眞先生
会場は多くの来場者で埋め尽くされ、熱気が満ち溢れていました
北海道の地の利と人材を活かしたバイオとナノの連携プロジェクト―自己組織化ハニカム膜の製造技術と医療応用―で「第2回モノづくり連携大賞(主催;日刊工業新聞社)」を受賞された北大リエゾン部の吉田光則先生
(財)十勝圏振興機構の飛川剛コーディネーター
2008年を望む「望年会」も兼ねた交流会での手つなぎ万歳!