11月14日(水)JSTイノベーションプラザ北海道を会場に、HoPE11月例会が45名の参加者で開催されました。
今月は(株)アビサル・ジャパンの幟立社長、(株)日本地麦酒工房の大杉社長、中島専務に地域の資源に着眼した商品開発のコンセプトと企業戦略を伺いました。
アトピーの愛娘の肌を健康にしたいとの想いから研究を重ね、砂糖の薬効薬理(細胞再生促進・細菌成長阻止)に着目し、誰もが安心して使える改善予防型スキンケア「LANAシュガースクラブ」を開発した幟立社長。同商品は「自然素材の使用」「各種安全・臨床試験を通じての品質保証」などの高い安全性が高い評価を獲得し、商品としての優位性を築いています。今後は、北海道みやげの市場も開拓していきたいと熱い思いを語られました。
2006年12月に藤女子大学人間生活学部食物栄養学科とのコラボレーションで生まれた、ピンクの発泡酒「Cana Story<カナストーリー>」誕生秘話を語られた大杉社長、中島専務。同酒の誕生が、石狩市の「厚田公園展望台」を愛を誓いあうのにふさわしい観光スポット100箇所を選定する「恋人の聖地プロジェクト」に申請する動きと連動し、「新観光地の創出」と「地域物産品の創出」という大きな地域おこし的ムーブメントに発展した軌跡を語られました。また、今年は新たに「いしかりバーガー」の開発に取組むなど、地域から大きな期待が寄せられているようです。