7月24日(水)、4月例会でご講演をいただきました北海道医療大学の堀田清准教授を訪ねる『北海道医療大学見学会』が、43名の参加者で開催されました。

当日は大変天候に恵まれ、薬用植物園・北方生態観察園をじっくりと視察しました。季節的には、花が少ない時期でしたが、堀田先生の楽しく、丁寧な説明と自然の持つ力で参加者の皆さん、心も体もリフレッシュできたようです。また、歯学部で取組まれている研究についても視察を行うなど、学びも多い見学会となりました。

図書館会議室に大勢の参加者が集いました。
高橋副理事長様より歓迎のお言葉をいただき、
本日の主役である堀田先生からパワーポイントで薬草・漢方などについて学び、
いよいよ薬用植物園の見学がスタート。
堀田先生も本領発揮!やる気満々です。
堀田先生からの説明に耳を傾けながら、薬草を観察。
ちなみに観察していたのは「エゾトリカブト」です。
続いて北方系生態観察園の散策へ。
丁寧な堀田先生の説明に参加者の薬草に対する関心は高まります。
堀田先生のエネルギーに引っ張られるようにドンドン歩みを進めます。
素敵な薬草があれば草深くても飛び込む堀田先生。
気がつけばこんなに高くまで来ました。
山頂からの風景に参加者の皆さんの心が癒されます。
中山英ニ教授から「カテーテルを用いたレーザーによる唾石の破砕技術」について伺います。
極細カテーテルとレーザー誘導光ファイバー。世界最先端、直径0.28mmを目指しています。
村田勝准教授の研究室。村田先生は「歯の銀行」の頭取。親知らずなどの抜いた歯を冷凍保存し、事故などで歯を失った際に代替することが可能に。歯と歯根膜の細胞を活かしたまま保存することが要です。
上池潤准教授の研究室の模型。
上池先生が3Dスキャンで歯と骨を3D情報として捉える技術を解説。歯および顎骨の矯正後の骨格・歯並び・噛み合わせの予測が可能になり、歯外科的手術の精度が大幅に向上することが期待されています。